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※この記事は、CIRCUS第2回特集「いいカラダ。」の記事です。

 

単刀直入に伺います。あなたの思う“いいカラダ”ってどんなカラダですか? これ、自分のカラダではなく、異性に求めるカラダです。あまり公言することではありませんが、筆者アラサー女子が男性に求める“いいカラダ”は、いい腕枕ができるカラダです。これ、カンタンそうに思えて、結構難しいんですよ。まずは私の頭にフィットする適度なくぼみとボリューム感。そして、程よい硬さ。いくら鍛えるのが好きな殿方でも、腕枕目線で考えたらNG。かといって、ぷよぷよでもダメなのです。さぁ腕枕に自信のある方、今すぐ私のもとへ!

というのが今回の企画意図ではなく……、今回は筆者の周りの男女の“いいカラダ”論を見ていきたいと思います。

 

27歳財務のOちゃんが求める弾むカラダ

まず最初にご紹介するのはスレンダーボディーで男性の視線を集める財務女子・Oちゃんです。常に流行のファッションを身にまとい、愛らしい顔立ちで男性にも大人気の彼女曰く、男は弾むカラダがいいんだとか。弾むって何??? ある日、Oちゃんの彼氏を見てその答えが判明しました。

はい、目の前でOちゃんをでれーっと見つめるのは紛れもなくプーさん! ぷにぷにどころか、ぽわんぽわんと音がしそうなお腹っぷりです。実はOちゃん、小さな頃から大好きなクマのぬいぐるみがないと眠れない体質なんだそう。(ほんとかね!?)しかもそのぬいぐるみにぶわーっと抱えられて眠るのが夢だったんだって。結果、選ぶ男性選ぶ男性、みーんなよく弾みそうなプーさん体型ばかり。ちょっぴり下世話な話ですが、そのぽわんぽわんとしたお腹に頭をのっけてトランポリンみたいにして眠ると良い夢がみられるんだそうですよ。

 

Fお姉様のお好みは王道・細マッチョ

次にご紹介するのは、私がプライベートでとってもお世話になっているアラフォーお姉様のFさん。現在バツイチ独身ながらも、男が途切れたことがないという豪快伝説の持ち主です。そんな彼女は、女性の多くが大好きな細マッチョ一筋。ぷよぷよは“自己管理できなさそう”とあっさり却下し、引き締まったボディーを求め、日夜さまよっていらっしゃいます。

Fさんに言わせると、細マッチョこそが程よい弾みを持った“いいカラダ”なんだとか。そこには“男の自尊心”だとか“男のこだわり”だとか“男のストイックさ”だとか、(ともかく私のような若輩者にはまだまだ理解しきれない)さまざまな“男の生き様”が感じられるというのがFさんの持論です。しなやかな筋肉の動きを見つめているだけでヨダレが出てくると豪語する彼女自身は、年相応に脂肪分の弾みを感じるボディなのですが……。

 

男のガチ喧嘩~弾み派Tくんvs吸い付き派Mくん

最後にご紹介するのは、とある会合で知り合った20代後半男子のTくんとMくんです。この2人、音楽の趣味が合うらしく、いろんなイベントに一緒に行ったりととっても仲良し。私が出会った時も、2人揃って姿を現し、場を盛り上げてくれました。

ところが! 宴が深まりきった終電間近、大問題が発生したのです。その時の話題こそまさに“いいカラダ”。私が持論の腕枕=いいカラダ説を唱え、場を温めたところで参戦したのがTくんです。

「女性のカラダというのはですね、弾むんですよ。こう、ね。肌を合わせた時にだけ分かるほどよい弾力。あれこそ、いいカラダ。醍醐味なんです!」と力説し始めたではありませんか。横にいたMくん、なんだか不満そう……。

ここでMくんも出陣です。「いや、お前若いな。女の人のカラダは、吸い付くようにねっとりとしているのこそ、いいカラダだ」。ここでアラサーおばさんは少し思いました。この子たち、20代後半でいったいどんな世界を渡り歩いてきたのか……。

Tくん「いや、お前こそ分かってない! 弾力のないカラダなんて魅力はないぞ。ぽわんと跳ね返すような弾みが大事なんだ」。

“ぽわんってプーさんと一緒……(アラサー女子の心の声)”

Mくん「それは脂肪であって、肌ではない。手入れの行き届いた肌の持つ吸い付きこそ、女性のいいカラダの代名詞だ!」

“手入れ……心にぐさっ(アラサー女子の心の嘆き)”

とここでこの戦いに割って入ったのが(ウワサによると百戦錬磨の)S氏37歳でした。「MもTもまだまだだな。女性のカラダというのは、弾もうと吸い付こうと、どちらにしてもいいカラダなのだよ」。

これには一同唖然。

S氏はさらに続けます。「顔だ体型だ肌だに左右されるようではまだまだ。大体自分のカラダはどうなんだ? 人にいいカラダを求める前に、まずは自分のカラダを魅せることをしないでどうする!」

と、この後S氏の辛口説教がこんこんと続いたのでした。だって、TくんもMくんも栄養失調みたいな薄っぺらいカラダなんですもの。

 

男と女のいいカラダ

と、ここまで私の周辺のさまざまな人たちの“いいカラダ”論をお伝えしてきましたが、彼らの勝手気ままな話を聞いてきた私が導き出した“いいカラダ”は、アモーレのために磨いたカラダ(決してアモーレという言葉を使ってみたかったわけではないんですよ……) 。

もちろん一般的に見れば、男性は引き締まったマッスルボディ、女性はスレンダーかつナイスバディが理想の“いいカラダ”なのだと思います。だけどそれが自分のために磨き上げられたカラダのうちは、まだ深みが足りない! そこに“アモーレのため”という要素が加わった時、人のカラダはきっと“いいカラダ”へと進化するんです。こんなことをいうと、独身アラサーが何を言うと思われるかもしれないことは百も承知で、それでも“誰かのためのカラダ”を追い求めたいと痛感した今回でした。

 

いかがでしたか? 今回はちょっと変わった角度から男と女の“いいカラダ”を考察してみました。皆さんももしよかったら、自分の求める“いいカラダ”について、自分が与えてあげられる“いいカラダ”について、ちょっとだけ思いを巡らせてみませんか?

 

※この記事は、CIRCUS第2回特集「いいカラダ。」の記事です。