※この記事はサンパーク都留グラスススキ―クラブ様からの寄稿です。
こんにちは、ヴィスコです。
私、普段はフリーライターとしてパソコンに向かう日々を送っていて、運動やスポーツとは無縁の生活を送っています。
おかげで不健康街道まっしぐらです。まるで死骸のような表情がデフォルト。そんな私が、こんなにも笑顔なのは理由があります。
ヴィスコ「なんか外で楽しいことやるんだって?」
かなりフワフワした誘い文句で呼ばれたのですが、久しぶりのアウトドアということもあって気分はウキウキ。
ここは山梨県の都留市で自然がいっぱい。というか自然しかねぇ!
夏の太陽を一身に浴び、もはや輪廻転生した気分です。
夏の山でやることといえば、ハイキングやバーベキュー。
あ、趣味がサバゲーなんでサバゲーっていうのもいいですね。
とりあえずここに来いとだけ言われていて何をするのかサッパリ知りません。
ヴィスコ「にしても、山しかないね」
カメラマン「そっすね。山っすね」
ヴィスコ「これだけ山々してると、そろそろ飽きるよね」
カメラマン「飽き早すぎるだろ」
???「よく来たね、はい」
ヴィスコ「はい、って唐突すぎるでしょ。高橋さん、人を呼んでおいて何ですか急に」
高橋さん「何ですか、ってスキーのブーツだよ」
この白髪の男性が、今回私を山に呼んだ張本人の高橋さんです。
とにかくカメラマンと一緒に来てほしい、と何の主旨も説明されていなかったため「あやしい商売」の手伝いでもさせられるのかと思っていました。
ヴィスコ「この暑い中でスキーブーツを渡される意味がわからないんですけど」
高橋さん「これで分かるでしょ。はい、着替えて」
ヴィスコ「いや、サッパリわかんないです」
高橋さん「いいから着替えて」
と、言われるがまま着替えました。
Move Sportの文字とは裏腹に、この上なく不健康そうな顔色なのは勘弁してください。
カメラマン「メチャクチャ派手っすね。遭難しづらそう」
ヴィスコ「え?これから遭難するようなところに行くの?」
カメラマン「はい、じゃあブーツも履いちゃってください」
ヴィスコ「え?なんなの。お前もグルなの?」
カメラマン「それ履いたら、ちゃっちゃと移動しましょうか」
カメラマン「ヴィスコさん、こっちっす」
ヴィスコ「うお!山じゃん!」
ヴィスコ「すげー、マウンテンビューすげー!もうすげーじゃん、すげー!」
カメラマン「ライターのくせに語彙力なさすぎだろ」